- 備考
- 額装 古今和歌集【電鋳製】
材質:銅
製造手法:電気鋳造
表面処理:電気鍍金、コーティング塗装
大きさ(額):33.1㎝×27.5㎝
【電気鋳造】
電気メッキの原理を応用して、金属製の精密な部分や型を作る製造加工技術です。
金属を少しずつ積み重ね、金型の形を転写する技術で、これにより、非常に細かい模様や複雑な形状も高精度に再現できるため、精密部品や装飾品などの分野に広く活用され、他製法では表現できない美しさと精密さを兼ね備えた仕上がりを実現しています。
- 商品説明
- 国宝 古今和歌集(元永本)
平安時代・12世紀 彩箋墨書
東京国立博物館蔵
平安時代、天皇の命令により日本で最初の勅撰和歌集、古今和歌集が編纂されます。古今和歌集は原本を書き写した写本でのみ伝わります。
これは現存する中でも制作された当初形がほぼそのまま残っている最も古い写本として、大変貴重な作品です。
元永本の特徴は、紙の豪華さです。文様を摺った紙と小さく切った金箔や銀箔を蒔いた紙とを、見開きで交互になるようにとじています。
「秋の野に笹わけし朝の袖よりも逢はでぬる夜ぞひぢまさりける」
秋の早朝の野原で露に笹を分けた袖よりも、あなたに逢はないで一人寝をする夜の方がずっと涙で袖が濡れる。
「みるめなきわがみをうらと知らねばやかれなで海人の足たゆくくる」
海松布(みるめ)も生えない海岸と同じで見る所もない私を知らないのか、離れず漁師が足を引きずってやってくる。
【制作にあたって】
現存する古写本を参考に、質感・模様・書体に至るまで細部にこだわり制作しております。
平安時代の優雅な書風や、美しい背景模様の魅力をお楽しみください。
色の表現に純銀鍍金と純金鍍金を施しています。
見る角度によって質感や雰囲気が変化し、さまざまな表情を味わっていただけます。
写経の風合いを再現するため、書体や模様の色合いにも工夫を凝らしており、伝統工芸的技法を駆使して手仕上げで作成致しました。