商品説明
マルセルデュシャン(1887~1968)は、伝統的な西洋美術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。一方日本では400年前、千利休が傍らに数多あるものに「美」を見出して、新たな美意識を想像しています。デシャンがおこなった創作活動の結果、新たに生まれた西洋の価値観と、日本の伝統的な美的特質が合致する場面は多くあります。
この「デュシャンの向こうに日本が見える。」では、東京国立博物館に所蔵される日本美術作品で構成され、その特徴を五つの切り口によって紹介します。