商品説明
【会津塗の歴史】
会津の塗物が産地として形成されたのは16世紀後半で、以来、芦名氏、蒲生氏をはじめ歴史の領主の奨励と保護のもとに地場産業として発展してきました。しかし、江戸時代終わりに勃発した戊辰戦争により会津とその漆器産業は壊滅的な打撃を受けました。
明治時代に入り、産業の力を結集することで漆器産業を立て直すことができ、会津の再建を果たしました。明治時代中頃までには、会津は最も有名な漆器産地のひとつとなり、今も、会津塗は400年以上にわたり伝統と革新を続け、工芸品と産業の統合を図りながら成長し続けます。
【夏秋草図屏風(重要文化財)】
酒井抱一筆 江戸時代 19世紀
宗達の「風神雷神図」を光琳が模写し、その屏風の裏面に抱一がこの夏秋草図を描きつけたもので、琳派の系譜を端的に示す記念的な一作。
雷神の裏がにわか雨に濡れる夏草と水流、風神の裏がかぜになびく秋草の図で、珍しい銀地の上に鮮やかな濃彩をのせて、優美な装飾性を訴える。
抱一は、江戸時代の諸派の画風を学んだのち光琳の芸術に心酔し、その様式を再興して琳派の末期を飾った。
二曲一双。
この作品をモチーフに会津塗の絵師の手によって手描きで盃上に描き出された抱一の世界。
お酒を楽しむもよし、飾るもよし。
伝統工芸とトーハクの名品がコラボレイトした貴重な商品です。